エンデバーハウス株式会社

【フラット35】(公庫証券化支援住宅)とパーフェクトバリアの関係について

■ 【フラット35】のすべての新築住宅は省エネ基準への適合が必須となります。

2023年4月以降
設計検査申請分から
2025年度の新築住宅の省エネ義務化に先行して
【フラット35】のすべての新築住宅は省エネ基準への適合が必須となります。

これまで 2023年4月以降設計検査申請分から
断熱等性能
等級2相当以上
「断熱等性能等級4以上かつ一次エネルギー消費量等級4以上」
または
「建築物エネルギー消費性能基準」

※【フラット35】S等の金利引下げメニューの適用の有無にかかわらず、すべての新築住宅において、基準を満たすことが必要となりますのでご注意ください。


■ パーフェクトバリアの断熱等性能等級4・誘導基準(等級5)の仕様基準に見合った断熱材の厚み。

部位別に熱抵抗値(R)の仕様基準が定められています。『表1・3』  パーフェクトバリアをその基準にあてはめますと地域別に『表2・4』となります。
『表1』断熱等性能等級4仕様基準の基準熱抵抗値(R)単位:m2・K/W

断熱等性能等級4仕様基準 地域
部位 1・2 5・6
在来工法 外気に接する部分 5.2 3.3
その他の部分 3.3 2.2
3.3 2.2
屋根 6.6 4.6
天井 5.7 4.0
枠組壁工法 外気に接する部分 4.2 3.1
その他の部分 3.1 2.0
3.6 2.3
屋根 6.6 4.6
天井 5.7 4.0

『表2』ロール10Kの必要最低限の厚み、( )内は、30Kボードタイプの必要厚み、〈 〉内は、20Kボードタイプの必要厚み   単位mm

断熱等性能等級4仕様基準 地域
部位 1・2 5・6
在来工法 外気に接する部分 (95X2) (60X2)
その他の部分 〈90〉+(30) 100・(80)・〈90〉
(60X2) 100
屋根 【30K260】 13Kの100X2・(101+60)
天井 【13K270】 100X2
枠組壁工法 外気に接する部分 (80X2) (60X2)
その他の部分 〈90〉+(30) 100・(80)・〈90〉
〈88+50〉 13Kを90に圧縮〈88〉
屋根 【30K260】 13Kの100X2・(101+60)
天井 【13K270】 100X2

※ 長期優良住宅・低炭素住宅は誘導基準(等級5)の仕様基準が使えます。
※ 併せて防露対策工事をする必要があります.(詳細は,パーフェクトバリアセンターまでお問い合せ下さい)
※【】内は、クリーンブローの必要厚みとなります。

『表3』誘導基準(等級5)仕様基準の基準熱抵抗値(R)単位:m2・K/W

誘導基準(等級5)仕様基準 地域
部位 1・2 5・6
在来工法 外気に接する部分 5.0 3.4
その他の部分 3.3 2.2
4.0 2.7
屋根 6.9 5.7
天井 5.7 4.4
枠組壁工法 外気に接する部分 5.0 3.4
その他の部分 3.3 2.2
4.0 2.7
屋根 6.9 5.7
天井 5.7 4.4

『表4』誘導基準(等級5)の13Kの必要最低限の厚み( )内は、30Kボードタイプの必要厚み 〈 〉内は、20Kボードタイプの必要厚み   単位mm

誘導基準(等級5)仕様基準 地域
部位 1・2 5・6
在来工法 外気に接する部分 100X2 (60X2)
その他の部分 〈90〉+(30) 10Kの100・(80)・〈90〉
105+(50) 105
屋根 【30K270】 120X2・(101X2)
天井 【13K270】 10Kの100X2
枠組壁工法 外気に接する部分 100X2 (60X2)
その他の部分 〈90〉+(30) 10Kの100・(80)・〈90〉
〈80+60〉 105 ※壁は2X6
屋根 【30K270】 120X2・(101X2)
天井 【13K270】 10Kの100X2


■ パーフェクトバリアの熱伝導率

製  品 熱伝導率λ 断熱材区分
★ ボードタイプ(30K) 熱伝導率λ=0.035W/m・K Cランク
★ ボード・サイドスリットタイプ(20K) 熱伝導率λ=0.038W/m・K Cランク
★ ネダレスボード(20K) 熱伝導率λ=0.038W/m・K Cランク
★ スタンダード・ロールタイプ(13K) 熱伝導率λ=0.039W/m・K Cランク
★ スタンダード・ロールタイプ(10K) 熱伝導率λ=0.045W/m・K Bランク

※フラット35は、(財)建材試験センターのパーフェクトバリア熱伝導率測定結果の使用を認めています。
※必要な断熱材の厚さは、熱抵抗値(R)と熱伝導率(λ)を乗じることにより求めることができます。

■ 開口部の仕様基準について

※開口部の熱還流率の基準が変わりました。単位は小数点2位以下四捨五入となります。

基準の水準 熱還流率の基準値(W/(㎡・K))
地域区分
1・2・3 4 5・6・7 8
断熱等性能等級4 2.3 3.5 4.7 -
誘導基準(等級5) 1.9 2.3 -

  基準の地域区分   ※詳細の地域区分は公庫の仕様書で確認ください。
1・2 北海道
青森、岩手、秋田
宮城、山形、福島、栃木、新潟、長野
5・6 茨城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、富山、石川、福井、山梨、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山
鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分
宮崎、鹿児島
沖縄